
こんにちは。なこです。
お祭りに行くならばやっぱり浴衣を着たいですよね。彼氏や友達にいつもと違うかわいい自分を見てほしいと思います。
でも浴衣は洋服とは違うので、どんな風に着ればいいのか分からないことが多いのではないでしょうか。
良い意味でも悪い意味でも浴衣を着ると目立つので、ちゃんと着こなせてないと着物警察なる人に目をつけられてしまうかもしれません。
せっかくの浴衣での一日を安心して過ごすために、これだけ押さえておけばいいポイントを5つご紹介します。
私は小さい頃から和服が好きで、現在は茶道を趣味としており着物を着る機会が沢山あります。
着物の着方は独学で覚えました。
着物警察と言われる方々が多いと思われる茶道の世界で、注意されながらも着物を着続けてきました。
今では注意されることもなくなり綺麗に着こなせるようになりました。
そんな私でも着物を着るときのポイントって沢山あってほんと面倒だなと感じています。
それでも浴衣を沢山の人に着て欲しいので、私なりにこれだけ気をつければいいと思うポイントをまとめました。

今度のお祭りで浴衣を着るんだ。
一応自分で着てみたけどこれで大丈夫かな?

これから浴衣を着るんだけど、
浴衣を着るときのポイントを教えて欲しい。
この記事には浴衣の着方は載っておりません。
最近ではYouTubeなどで検索すれば沢山動画が出ておりますのでそちらで検索して見てください。
こちらの記事には浴衣を着る前に気をつけたほうがいいポイントを載せております。
恥をかかないためにも浴衣を着る事前準備として、これから浴衣を着ようと考えている方はぜひご覧ください。
押さえておきたい5つのポイント
浴衣を綺麗に着こなすために気をつけたいポイントは5つ以外にもありますが、沢山ありすぎても分からなくなるので、これだけは押さえておきたいというポイントを5つに厳選しました。
これだけ気をつければ、着物警察に注意されずに楽しい時間を過ごすことができると思います。
浴衣を着る前に一度確認してみてください。
1.浴衣の下に着る肌着はお尻が隠れるものを用意しよう
浴衣の下に着るものは胸元の大きく開いたキャミソールや浴衣用の肌着を用意しましょう、ということはよく言われます。
これに加えてお尻が隠れるものを用意してほしいと思います。
なぜかと言うと浴衣の生地は薄いのでパンツが透けてしまうからです。特に夜になるとライトに照らされて透けてしまっている人をチラホラ見かけます。
浴衣用の肌着を買った方はお尻まで隠れているものがほとんどなので問題ないと思いますが、キャミソールの場合はお尻まで隠れていません。
長めのキャミソールにするか、何か別のものでお尻を隠しましょう。
私としては1着は浴衣用の肌着を買うことをおすすめします。
金額は2000円くらいでそんなに高くはありませんし、これから先成人式や卒業式など着物を着る機会が何回かありますが、その際に必ず必要になります。
この機会に1着くらい買ってもいいのではないかと思います。
浴衣姿で夜店を楽しむ際にパンツが透けていると言う残念なことにならないように気をつけましょう。
2.お腹にタオルを巻こう
浴衣を羽織る前にタオルをウエスト部分に巻きましょう。体型補正のためです。
必要ないよと思う方もいると思います。実際タオルがなくても浴衣を着ることができます。
しかしタオルを巻くことによって浴衣を綺麗に着こなせ、着崩れも防止することができます。
最近の女性はスタイルがとてもいいのでウエストが細く女性らしいラインをしています。洋服だとそのラインが美しく見えるのですが、浴衣だと歪みに繋がります。
浴衣の基本は寸胴です。本当は体を寸胴にするために、いろんな補正をしなければいけませんが、「ウエストにタオルを巻く」これだけでもしておくと違っていきます。
綺麗に着るため、着崩れを防止するためにウエストにタオルだけは巻きましょう。
3.浴衣は自分の左手側を前にしよう
浴衣を着るとき左が前か、右が前か分からない方も多いと思います。
浴衣は自分の左手側を前にします。ここを間違えてしまうとかなり目立ってしまうので気をつけましょう。
右手側は死人に着せる着方になってしまいますので、とにかく自分の左手側が前です。
そして前の襟を合わせるときは、はだけないようにしましょう。紐が緩くないか、襟はしっかり重なっているか確認してください。
初めて浴衣を着る人はどうしてもだんだんとはだけてしまいます。一番はだけやすいのが襟の部分です。
浴衣は厄介なことに着終わってからだとなかなか直すことができません。帯を締める前に今一度確認しておいたほうがいいです。
襟は自分の左手側を前にして、はだけないように確認しましょう。
4.背中側のシワは伸ばしておこう
襟の部分を整えた後は鏡で自分の後ろ姿を確認してください。襟を止めるために締めた紐のせいで背中部分の浴衣がしわくちゃになっていると思います。
この背中部分のシワを伸ばすようにしましょう。
浴衣は後ろ姿が美しいと言われますが、背中部分がしわくちゃなままだともったいないです。つまりこの部分のシワが伸びていると、とっても綺麗に見えると言うことです。
後ろのおはしょりを左右に引っ張りながらシワがなくなるなるまで整えましょう。
そして背中の中心に浴衣の後ろの中心である縫い目が来るように調節すると、さらに綺麗に着こなすことが出来ます。
大人の着物を着てる人でも背中の中心がずれている人をちょくちょく見かけます。背中の中心も合わせることで一段と浴衣美人に近づきます。
鏡で後ろ姿を見ながら、背中のシワがないか中心がずれていないかを確認しましょう。
5.帯板を入れよう
皆さんは帯板を持っていますか。帯板もタオルと同じくなくても浴衣は着れますが、絶対に欠かせないアイテムの一つです。
帯を巻くときは帯板を入れましょう。帯板を入れていないと帯がフニャフニャになってしまいます。
帯の前の部分にシワが入っている人を見かけますが、もったいないなと感じています。浴衣は帯もメインの一つです。帯板を入れるだけで前部分がピンっとシワなく伸びており綺麗さが全然違うので、帯板も忘れないようにしましょう。
最近では浴衣用にメッシュの帯板もあります。メッシュなので通気性がよく夏の暑い日でも蒸れにくくなっています。
まだ帯板持っていない方は帯と帯板をセットで持っておくことをおすすめします。
帯を巻くときは帯板も入れましょう。
まとめ
以上が私の考えるこれだけは押さえてほしい5つのポイントです。
思ったよりも難しくないかなと思いますので、ぜひ実践してみてください。
最近は浴衣を着る人が少しずつ増えてきたなと感じています。和服好きが増えてとても嬉しく思っています。
浴衣って本当に素敵ですよね。語り出すと切りがないので、また別の記事にしたいと思います。
人の目線なんて気にせずに堂々と、素敵な浴衣姿でお祭りを楽しんでくださいね。
せっかくの日本文化です。これからももっともっと和服好きを増やしていきたい、そう思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
こんにちは!
せっかくのきれいな浴衣姿を台無しにしたくないですよね。
浴衣の着方で押さえておいた方がいいところ、とてもよくわかりました。
参考にします。
ありがとうございます。
ユートピアさん
コメントありがとうございます。
浴衣を着るときのポイントがお役に立ててよかったです。
これからもっと有意義な情報をご提供できるように頑張りますので
今後ともよろしくお願いいたします。